【第1回】料理人を目指す人へ【リアルな話】

こんにちは真面目な夫です。

今日は料理人を目指している方々に向けての話になります。

初めに僕の今までの経歴としては、
大学3年生で中退→調理師専門学校(1年)→就職
と、24歳で料理の世界に入りました。

ちなみに妻と娘が一人います。

今は約10年、同じ職場に勤めシェフとして厨房を任されるところまで来た僕がこの10年で感じたこと、思ったことを伝えられたらと思います。

今回の内容としては、

①収入は少ない
②仕事内容は大変
③料理人のデメリット、メリット

本来はもっとありますが、この3点に絞ってお話しします。

①収入は少ない

まずはこの数字をご覧下さい。

男性:380万8500円
女性:276万4900円
全体:339万7000円

これは2017年のデータで3年前のものになりますが感覚としては現在もそこまで変わっていないと思います。

実際この金額は総支給額になる為、ここから税金や年金で引かれます。
いわゆる【手取り】となりますが、僕が7〜8年目で総支給額が380万円くらいだった頃は
手取りは250万円前後でしたが、家族を養うことはできています。

恐らく料理人1年目だと手取りは150万円くらいだったと思います。

ある程度大きな会社に就職できたので賞与(ボーナス)も支給されたのですが、街場のレストランに就職した友人は手取りはもっと少なかったようです…。

②仕事内容は大変

一言で言えば、大変です。

僕が昔、料理人という職業に対して想像していたのは、むちゃくちゃ大変ということでした。
怒鳴られたり、物が飛んできたり、殴られたり、朝早かったり、夜遅かったり、給料安かったり…、挙げればキリがないです。

実際働いてみると怒鳴られたり、殴られたり、物が飛んでくることはありませんでした。(先輩方の時代にはあったそうですが…)

ですが、当然ミスをすれば怒られるし、忙しい時期には早朝から日が変わるまで働いたりということはあります。

また僕が新人だった頃の話は別でお話しできればと思います。

③料理人のデメリット、メリット。

こちらは箇条書きにしたいと思います。
【デメリット】
・友達と休みが合わない
  →基本土日は仕事です。土日休みの友達には全然会えません。
・給料が低い
  →今でこそ頂けている方なのですが、若い頃は厳しかったです。

【メリット】
・料理ができるようになる。
  →料理ができる男は素敵です。
・平日休みなのでどこに行っても空いてる。
  →ほんとに空いてます。
・【食】に対する意識が変わる。
  →毎日、ご飯を作ってくれたお母さん、今も作ってくれている妻には感謝です。


最後になりますが給料が少なかった時期や仕事は大変ではありますが、僕は料理人になった事に全く後悔はありませんし、むしろ良かったと思っています。

この記事を最後まで見てくれた料理人を目指す皆さんに少しでも参考になればと思います。

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