【病院調理3日目】観察は大切

皆さん、こんにちは。真面目夫です。

この記事では病院調理の業界に35歳で飛び込んだ僕の日々を書いていきます。

これから病院の調理、病院食というのがどんなものなのか知りたい!という方々の少しでも参考になればと思います。

今回は3日目ということで2日目で課題とした『1日のスケジュール』の他に人間観察に重点を置き厨房を見ていました。

特に気にしていた事としては、

①時間を追いながら個人の動きを観察
②大まかな早番、遅番の仕事の分担
③1日の中での忙しい時間、暇な時間の把握

この3点を意識して厨房全体を観察して分かった事を書いていきます。

僕の勤める病院に限らずどのような施設にも当てはまることだと思いますので初めて病院や高齢者施設に勤める場合はこの3点をまずは意識してみましょう。

①時間を追いながら個人の動きの観察

 調理場には栄養士、調理師、パートさんと何人ものスタッフが働いています。

簡単に説明してしまうと栄養士が献立を作成し調理師が食材を調理しパートさんが盛り付ける。
これが病院調理の基本的な形です。

以前にも記事にしましたが、病院の食事は提供時間が決まっています。
仮に朝食が7時に提供するとしたら約1時間前の6時頃には各病棟に運ばれる全員分の食事が完成されています。

『温冷配膳車』という1台で冷蔵庫と温蔵庫が合体した物を見たときは『なんて便利なものが存在するんだ』と衝撃を受けました。
病院にある独特な機材や食材については別の記事でお話できればと思います。

6時に食事が完成するには副菜を○時、主菜を○時と細かな段取りを組まなければなりません。

今回はその細かな段取りをどのように行っているのかの個人個人で分けて観察しました。

②早番、遅番の仕事の分担

 1日の中でスタッフは早番、遅番に別れて作業をしています。
 早番の人は朝食を担当し遅番の人は昼食、夕食を担当するなど病院や施設ごとに仕事のスタイルがあると思います。
 
それらを把握することで自分の仕事は何なのか、何をするべきなのかを理解することに繋がると思いました。

③1日の中で忙しい時間、暇な時間の把握

 毎日3食、全ての患者さんのために食事を作る仕事と言えど1日中厨房内をバタバタしているわけではありません。
 朝食を病棟に運び終えれば一旦休憩を取ることは可能です。

 このオンとオフを切り替えをしっかりと行っていくこと出来ないと一日中時間に追われるような感覚に陥ってしまうのでは無いのかと観察の中で感じました。


簡単ではありますが3日目で感じた基本的で大切であろうことを3点お話しました。

この3つを抑えておけば時間に追われて焦る必要も無いでしょうし無駄に体力を消耗することは無いと思います。

不慣れなことや覚えることがあり大変かと思いますが頑張って行きましょう。

ではでは

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