こんにちは 真面目夫です。
今回は料理人をしていく上で必要不可欠な包丁についてのお話しになります。
包丁は料理人にとって相棒だと僕は考えているので長く大切に扱っていかなければなりません。(もちろん他の道具も大事にしなければなりませんよ)
一言に『包丁』と言っても、種類は数多くあり用途によって様々な形状をしています。
何本も揃えてみたい気持ちも分かりますが、仕事をしていく上で一体何本の包丁が必要なのかお話ししていきます。
この記事では、
②包丁を選ぶときのポイント
③今使っている包丁
と新人の料理人の方々に向けた要素の強い話になります。
ぜひ参考にしてもらえれば幸いです。
①最低限必要な包丁
まず僕が新人の料理人には2本の包丁が必要だと思っています。
その理由も含め2本を紹介します。
牛刀
野菜から肉・魚まで何にでも対応できる万能包丁です。
扱いやすく、新人の料理人が長時間使い続けられます。
また専門学校に通った方なら学校で購入しているので初期装備としては最適。
ペティナイフ
牛刀ではやりにくい細かい作業を行う適した包丁です。
こちらも扱う事が容易なため、包丁に慣れるのには丁度いいです。
また牛刀同様、学校で購入しているため初期装備に良い。
ちなみに僕は入社してから2〜3年は専門学校で購入した和洋包丁が6本セットになったものを使っていましたが牛刀とペティナイフしかメインで使っていなかったのを覚えています。
ちなみにペティナイフについては現在も専門学校で購入したものを使用しています。
なので包丁に慣れるという意味を踏まえ、この2本を揃えてもらえれば十分だと思います。
ゆくゆくは自分に馴染んだ包丁が1本あれば事足りるようになると思います。
②包丁を選ぶときのポイント
仕事にも慣れてくると先輩が使う包丁や雑誌の包丁特集などの影響で包丁を新調したくなる時期が
やってきます。
そんな時に何を基準に包丁を選んだらいいのか解説していきます。
重さ
重過ぎず、軽過ぎないものを選んで下さい。
重過ぎは疲れの原因になりますし、軽過ぎると包丁の重みを利用して食材を切れず必要以上に力を使う為疲れの原因になります。
『結局どっちなんだ!』となりそうですが、自分で持った感覚を頼りに選んで下さい。
長さ
長すぎると扱いにくく収納に困ります。メインで使うものであれば24cm前後の長さを目安の一つにしてもらえればと思います。
持ちやすさ
持ち手も様々な形状のものがあります。似たような形でも持った感触は全く違う事もある為自分の手にあったものを選ぶよう注意が必要です。
デザイン、材質
デザインが複雑なものになる程、材質が高価なものになる程、予算は上がっていきます。
正直、僕は材質については気にせず購入をしています。
なので自分の好みや予算に合ったものを選んでもらえればと思います。
大切に扱えば10年、20年と活躍してくれる大事なものになります。
安易な気持ちで選ばず、慎重に決めるようにしましょう。
今使っている包丁
こちらが今僕が実際に使っている包丁・シャープナーになります。
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この包丁を選んだ理由としてはサイズ感的に牛刀とペティナイフの中間くらいの感覚で使用できる為、これ1本で仕事が回せるからです。
包丁の値段に比較的安価ですが仕込みをする上では問題はありません。
今回は包丁についてお話ししました。
自分の給料で初めて選んだ包丁も今使っている包丁もそれぞれ思い出があります。
どれもが大切な相棒達です。
しっかり研いで大切に扱って下さい。
皆様もぜひ自分に合った1本を探し、大切な相棒として付き合っていってください。
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