結婚式場の調理の仕事内容は?

こんにちは 真面目夫です。

今回は結婚式場での調理の仕事内容がどう言ったものなのかをお話しします。
求人情報には書かれない、現場目線での話になるのでこれからこの業界に進もうと考えている方には参考になるかと思います。

ここでの内容は僕の働いている職場についてお話ししますが、ほとんどどの結婚式場も
変わりはないと思います。

内容としては、

①どういった仕事内容か?
②1週間の仕事の流れ
③休日について

①どういった仕事内容か?

とにかく食材を大量に扱う仕事です。

披露宴に参加するお客さんの人数分のコース料理を提供します。

仮に80人のお客さんが出席する披露宴を例に簡単に説明すると、

   乾杯(食事スタート)
     ↓
    冷前菜(80皿分)
     ↓  
    温前菜(80皿分)
     ↓  
    魚料理(80皿分)
     ↓
    肉料理(80皿分)
     ↓
    デザート(80皿分)

僕の勤めている式場はおよそ1時間半程度の間に料理を出し終えるので
約90分の間に400皿の料理を作る事になります。

単純計算で1分に4〜5皿、15秒で1皿のペースになります。

また披露宴は土曜、日曜と行い1日で最大3件行う事があるため、多い時には数百人分の料理を作ることもあります。

なので平日はこの大量な料理を作るための仕込みを行っています。

②1週間の仕事の流れ

では次に1週間の仕事の流れをお話しします。

まず水曜日が仕込みのスタートになります。

 水曜:野菜の切り出し、保存の利くものの作成

 木曜:野菜などの加熱調理、肉・魚などの下処理

 金曜:提供する食材の最終準備、食材の不足がないかチェック

 土曜・日曜:披露宴(料理提供)

となります。

結婚式がどれくらい入っているかにもよりますが、忙しい時期の勤務時間は非常に長いです。
夜10時まで働くとか結構あります。

ですがレストランの様に閉店時間がない為、暇な時期は仕込みが終わり次第帰れるので夕方には帰れたりします。

 

③休日について

シフトにもよりますが、基本的に月曜、火曜が休みで月間の休日数も会社の規定で9日は確実に取れる様になっています。
また年末年始もお休みを頂ける為、家族との時間を持つ事が出来ます。


非常に簡単ではありますが、結婚式場の調理の仕事、勤務内容をお話ししました。

僕は就職する前は『料理人は早朝から深夜まで働き全然休みが取れない』と言ったイメージがあったのですが、
結婚式場での仕事はそう言った心配はありませんでした。

なので、

・家族との時間を取りたい
・自分の時間をしっかり確保したい

という方には調理のという業種の中でもオススメのジャンルかと思います。

最後になりますが結婚式場の調理の仕事はレストランとは性質の異なった仕事内容になると思います。

ですが、根本としてはお客さんに満足してもらう事には変わりありません。

結婚式場で働いてみたいと思っている方の参考になれば幸いです。

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