こんにちは 真面目夫です。
今回は目標管理シートについてお話ししたいと思います。
(企業によっては目標設定シート、チャレンジシートともいいます。)
企業に料理人として勤めている方は半期に一度このシートを記入する事になるのですが、
・これ書くの面倒だ…。
・自分に合った目標って何?
・目標はあるけど書き方がわからない…。
という方は、この記事を読んでみて下さい。
内容としては、
- 料理人の目標管理シートの作り方
- 目標の書き方
- 何のために目標管理シートがあるのか
- ちょっとしたコツ
以上になります。
①料理人の目標管理シートの作り方
結論を言ってしまうと、
自分より一つ上の先輩の仕事を出来る様になる
これが全てだと思います。
なぜならそれが料理長から求められている事だからです。
詳しくは後述する事になりますが、それを忘れないで下さい。
実際に僕が目標に困っている時にやっていたのが、
昔の先輩のシートを真似する事でした。
過去に先輩が何を目標にしていたのか、それがどのように評価されたのかを知る事で
今の自分に合った目標を立ててきました。
目標に迷ってしまったら、深く考えず目の前にいる先輩を目標にしてみてください。
意外と簡単に見つかると思います。
②目標の書き方
次に立てた目標をどのように文章にするのかという事です。
これに関しては、結果が明確に分かるように書いて下さい。
ルールは簡単で、
『何を(目標)』
『いつまでに』
『どうするのか』
を書けば十分です。
例を挙げると、
『魚の三枚おろしを』
『今期中に』
『料理長に認めてもらえるレベルにする』
といったようにすると後でフィードバック(振り返り)をするときに自分も評価がしやすいですし、他者にも評価がしやすいといったメリットがあります。
逆にダメな例としては、
『魚の三枚おろしを』
『今期中に』
『出来るようにする』
といった目標にしてしまうとどの程度のレベルに達したのかが曖昧なため、他者が評価しにくくなってしまいます。
目標を達成出来たか出来ていないかの判断は最終的には料理長の判断になるので評価のしやすい文章にして下さい。
何のために目標管理シートがあるのか
最後はなぜ目標管理シートが存在するのかについてです。
一言で言えば、
シートの出来栄えが賞与(ボーナス)、昇給・昇格に直結するからです。
企業では人事部が社員一人一人を見て周り、評価をすることは実質不可能です。
そこでこのシートを使い社員の賞与などを審査していく事になります。
つまりこのシートで来年の給料が決まると言っても過言ではありません。
改めて考えると、目標管理シートの重要が分かると思います。
ちょっとしたコツ
以上を踏まえた上で目標管理シートを作るコツをお話ししたいと思います。
約10年にわたり『評価される側』『評価する側』を経験した僕が感じるポイントは、
『料理長が求めている事は何か』
『達成出来たかの判断は料理長にある』
『人事部は社員一人一人を見る事が出来ない』
となり、この3つから導き出される答えは、
『料理長を抑えておけば良い!』
これに尽きると思います。
そう考えると、面倒と思いがちな目標も単純に思えてくるのではないでしょうか。
今回は目標管理シートに関するお話をしました。
企業によりシートのフォーマットや記入方法が異なりますが、シートに対する基本的な考え方というのはどこも同じだと思います。
自分に合った適切な目標を立てる事で自分のやるべき事を明確にし評価に繋げていく、それが自分の給料に反映されると考えれば真面目に取り組む価値はあると思います。
ぜひこの記事を参考に目標を立ててみて下さい。
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